日本史の「事始め」20 古を推せばトップは女性

歴代天皇の男女比を眺めれば、一目瞭然で男性天皇の方が多い。 相当な迂闊者でもそれには気が付くほどですが、しかし、いかに少数派の 女性天皇とはいえ、その中の誰か一人には「史上初の女性天皇」という 称号?冠されるはずです。 そして、その「史上初の女性天皇」と冠された方を我々現代人は普通 「推古天皇」とお呼びしています。   …
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「列伝」13 戦国諜報員は悠々自適

「本能寺の変」(1582年)によって、織田家は絶対的な権力を有していた 織田信長(1534-1582年)と、その後継であった嫡男・信忠(1557-1582年) を一挙に失ってしまいました。 ではこの後の織田家をいったい誰が継承したらよいものか?   織田信雄 家臣団の挙げた候補者は信長次男・信雄(1558-1630年)…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「陰謀」29 女傑は婚家粛清も厭わない

歴史の劇的変化の時期には、その主役もどきの人物が登場するものです。 例を挙げるなら平家滅亡に至る時期がまさにその通りで、実際ここの局面 では「奇跡の三連戦三連勝」※を成し遂げた源義経(1159-1189年)の活躍 に目を奪われて他のことにはあまり意識が向かないものです。 ※一の谷の戦い 1184年/屋島の戦い 1185年/壇ノ浦…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「誤算」13 権勢はいつも補佐人に

日本神話によれば、いわゆる天孫降臨に際し天照大神はこのように宣言した そうです。 ~この地(日本)は私の子孫が王となるべき地であり、またそうする  ことで私の子孫(天皇・皇室)が栄えることは永遠である~   天壌無窮の神勅 いささか自分勝手で一方的に感じられる宣言ですが、これが「天壌無窮の神勅」 とされる言葉です。 …
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「異国」09 先人は手足一致で歩いた?

~右手と右足、左手と左足をそれぞれ同時に出して前に進む歩き方~ これが、いわゆる「ナンバ歩き」と呼ばれる歩行法の説明です。 もっともこの文章だけの説明だけでは分かりにくいでしょうから、 ついでのことに参考画像も補足しておきます。    ナンバ歩き?(左右の手と足の位置関係に注目) 同じ側の手と足を同時に出すなんて、子…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「冗談?」19 建前揃えの軍事政権

~軍隊の力を背景に、軍人が政治権力を掌握して支配する政府の形態~ これが「軍事政権」に対する一般的な説明です。 もしそういうことなら「江戸幕府」(1603-1867年)という存在もまた その「軍事政権」に該当しそうです。 戦を勝ち抜くことで他の存在を屈服させ、その上に樹立された政権だから です。    大名行列 …
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「偶然」02 禍災は不徳がもたらす

昨2019年12月に中国武漢市に始まり世界中へ拡散した、いわゆる 「新型コロナウイルス感染症」に対して、つい最近、国内外のこんな 動きが伝えられました。 ~首相が、私立を含め全国全ての小中学校・高校・特別支援学校に、  3月2日から春休みに入るまで臨時休校とするよう呼び掛けた~ これが日本国内の動き(2020・2・27)で、さ…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「落胆」06 戦国の赤貧天皇三代記

第103代・土御門天皇(1442-1500年)の崩御を受けて即位したのが、 その第一皇子で、この第104代天皇は、その後崩御(1526年)されるまで 務められ、後柏原天皇(1464-1526年)と諡名されました。  即位礼正殿の儀 「天皇」と認められるには、その血筋が問われるのは無論ですが、 儀式の上でも神経質で細かな…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「ライバル」05 太陽暦の閏日と太陰暦の閏月

四年に一度の「閏年」に当たる本年、つまり西暦2020年の2月は、 当然ですが、例年の28日より1日多い29日となっています。 では、その「閏(うるう」っていったい何のことなのダ? 不意にこう訊ねられて、これにサラリを答えられる人はそうそう多くは ないことでしょう。  閏年/西暦2020年のカレンダー そこで、その「閏…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「付録」12 頭のテッペンも朱子学

時代劇でよく見掛ける男性頭のテッペンの剃り上げた部分を「月代 (さかやき)」といいます。  もう少し丁寧な紹介をすれば、~成人した男子が冠または烏帽子の 下にあたる額ぎわの頭髪を半月形に剃った部分~   騎士(博物館) まあ現代人の感覚からすれば、幾分シュールな印象になる髪型であること は間違いありません。 だって…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「数字」02 西暦ちょっきり年の出来事

豊臣秀吉(1537-1598年)亡き後の天下を決するべく「関ヶ原の戦い」が 繰り広げられたのは、安土桃山時代の慶長5年9月15日でした。 この年を西暦に直せば、下二桁が00の1600年、つまり今回の タイトルにある「西暦ちょっきり年」に当たります。    関ヶ原の戦い(1600年) 幾分苦しい語呂合わせを必要とするラ…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「偶然」01 赤穂事件は繰り返される

歴史用語としては「赤穂事件」というのだそうですが、その経緯は 日本人なら知らない人でも知っていると言われるほどに有名です。 もっとも、それは後になってこの事件をモデルにした芝居「忠臣蔵」が語る ところであって、当然ながら史実からは大きく離れた内容になっています。  (元禄)赤穂四十七士  その「赤穂事件」をざっとお…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「謎解き」30 陸軍省御用商人の自決

明治時代に入ってから初、つまり近代日本初の汚職事件とされる 「山城屋事件」(1872年)。 それは、当時の陸軍大輔(次官)・山縣有朋(1838-1922年)や、また事件の 名称にもなった陸軍省出入りの御用商人・山城屋和助(1836-1872年)らに よる莫大な公金使い込み事件でした。   山城屋和助/(長州)奇兵隊で山…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「アレンジ」21 江戸に咲いた外食文化

筆者が購読してしている中日新聞には「サンデー版」と称する 日曜専用付録?みたいな増ページがあります。 その記事(2020・01・12)がたまたま目が付いたので、どうせのこと なら皆様にもご紹介しておこうと思った次第です。 胸が高鳴る催事には屋台がつきものだった /歌川広重「東都名所 高輪廿六夜待遊興之図」 その紙…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「世界標準」27 誰が誰に?五箇条の御誓文

明治維新の経緯の説明では、「五箇条の御誓文」という言葉がよく登場します。 ~そう言えば、学校の授業でもそうだったなぁ~ この程度に無頓着な受け止めをしていた筆者ですが、ある日、 ヘソ曲がり系の友人がこんな疑問を投げかけたのです。 ~「五箇条の御誓文」って、いったい誰が誰に何を誓ったのだ?~   五箇条の御誓文 虚を衝…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「事始め」19 環境汚染に挑んだ女帝

歴史上の人物や出来事においては、時としてその知名度と歴史的意義が 必ずしも整合していないかのような印象を受けることもあります。 たとえるならば、現代ではエピソード程度に語られている事績が、少し 深入りしてみると、じつは当時においてはメッチャ壮大な政治構想に 基づいたものだったりする場合のことです。   天武持統合葬陵 …
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「迷宮入り」18 コールド・ケース邪馬台国

たまたま手に取った本にこんな文章がありました。 ~邪馬台国の所在地については21世紀に入っても議論が続いている~ その邪馬台国とはご存知の通り、いわゆる「魏志倭人伝」 (成立:280年から297年頃)にある、30ほどの国家からなる倭国の都とされ、 さらには倭国の王としての女王・卑弥呼(生年不明/没年242~248年)が 居住し…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「微妙」13 幕府と外様のネジレ相関図

  豊臣秀吉(1537-1598年)亡き後、「関ヶ原の戦い」(1600年)に勝利し、 その豊臣家を押し退ける形で実質的に天下を掌握したのは、豊臣政権の 中枢にあった徳川家康(1543-1616年)でした。 その「関ケ原の戦い」において薩摩藩は、島津家当主の弟・島津義弘 (1535-1619年)が少数の兵を率いて反家康側に立ちま…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「トホホ」29 DeusもGodも神ですか?

  イエス・キリスト 日常ではそれほど頻繁に使う機会はないものの、とんと聞き慣れないという ほどでもない「八百万神」(やおよろずのかみ)という言葉に、たまたまの ことぶつかりました。 ただし、この場合の「八百万」は実数を表しているわけでもなく、たとえば、 (江戸の)八百八町/(大坂の)八百八橋/(アナタの)嘘八百/など…
コメント:0

続きを読むread more

日本史の「災難」14 後出しジャンケンの汚名

来年(2020年)のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は戦国武将・ 明智光秀とのことです。 例年、この大河ドラマには注目と期待が集まりますが、ところが今回は、 出演予定の女優さんに芳しくないスキャンダルが持ち上がるなどして、 番組放送以前にすでにひと騒動を演じました。 そのあたりのことはともかくとして、さて歴史上に実在…
コメント:2

続きを読むread more