日本史の「忘れ物」29 身分に関する二三の用語 昔の人にとっては、至極“当たり前田の”常識だったのに、現代人にとっては イマイチ理解が及ばないというものも、実際には数多くあります。 人間社会の変化が歴史そのものであるという一面もありますから、ある意味では 止むを得ないことなのでしょうが、例えば「身分」なんて概念もそうしたものの 一つなのかもしれません。 明治以前つまり江… トラックバック:0 コメント:0 2020年10月25日 続きを読むread more
日本史の「事始め」18 偽物づくりと初物づくし 公家であり政治家であった岩倉具視(1825-1883年)は、明治維新の実現に 大きな貢献を果たした人物として、いわゆる「維新十傑」にもその名が 挙げられています。 このことは、幕末期における岩倉の活躍を大きく評価している証拠でも あります。 もっとも、この「維新十傑」とは最終勝者となった明治新政府側、それも 中心になった… トラックバック:7 コメント:0 2019年03月05日 続きを読むread more
日本史の「タブー」05 偽勅が歴史を変えた? 「勅(ちょく)」とは、天皇の命令またはそれが書いてある文書(勅書とも)を 指す言葉です。 念のためですが、天皇が思いついたことを気まぐれに「チョクチョク」命令する ことから「勅」と呼ばれるようになったとする見解は、まあトンデモ説の類だと 受け止めておいた方が無難なのかもしれません。 ところが、長い歴史の中にはこのニセの「勅」、… トラックバック:2 コメント:0 2018年05月05日 続きを読むread more