日本史の「誤算」14 神剣盗難事件その後 「えぇまあ、拙宅の庭みたいなものですねぇ」 筆者が他人様にこう吹聴するのは筆者の生息地域にある熱田神宮のことです。 実際にそこまで歩くならそこそこの時間はかかりますが、距離的に近いことを デフォルメした言い回しをしているわけです。 さて、その熱田神宮の境内の一角、とは言っても参拝用のメインストリート からは少し外れた場… トラックバック:0 コメント:0 2020年11月10日 続きを読むread more
日本史の「ペテン」02 騙しが築いた和平の価値 日本史の中には「南北朝時代」という時代区分があります。 念のためですが、言葉は似ているものの「南北朝鮮時代」という隣国の 歴史のことではまったくなく、日本史における以下の時期を指しています。 ~皇統が南朝と北朝に分裂抗争した1336年から両朝が合一した 1392年までの 57年間をいう~ その分裂抗争となった経緯はこんな… トラックバック:0 コメント:0 2020年04月30日 続きを読むread more
日本史の「謎解き」26 トンデモ?初代皇后の古墳 筆者の生息地・愛知県西部が「尾張」と呼ばれるようになった のは、こんな神話が元になっているそうです。(異説もあり) ~「素戔嗚尊(スサノオ)」が怪獣「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)※」を ずったずったに斬り倒したあと、その尾を割り裂いてみると、 中には一振りの剣があった~ ※八つの頭と八本の尾を持ち、かつ八つの山と谷を渡… トラックバック:0 コメント:0 2016年12月30日 続きを読むread more
日本史の「パクリ」11 SF?占領軍の”降臨と神器” 日本とアメリカとの衝突、いわゆる「太平洋戦争」(1941-1945年)に おいて、ハナから勝利を確信していたアメリカ側は、かなり早い 段階から「日本占領統治」の準備も進めていました。 「近い将来の敗戦国」?の実態を把握しておくことは、円滑な 「占領統治」に欠かせない課題と判断していたためです。 そうした研究は、地勢・気候・… トラックバック:0 コメント:0 2016年12月05日 続きを読むread more
日本史の「迷宮入り」15 神器”草薙剣”の波乱万丈 「波乱万丈」という言葉が当てはまるのは、なにも人間に限った ことでもないようです。 「非日常」の世界、たとえば昔も昔のこと、天孫降臨の際に 天照大神から孫の「ニニギ(瓊瓊杵尊)」に手渡されたとされる 「天叢雲剣」※にですら、こうした「波乱万丈」を見出すことは できそうです。 ※あめのむらくものつるぎ/あまのむらくものつるぎ … トラックバック:0 コメント:0 2015年12月20日 続きを読むread more
日本史の「パクリ」09 熱田の杜に奇ッ怪異空間! 「土偶」とは、一般的にはこんな説明になっています。 ~人間(特に女性)を模して作られた土製品~ ただ、どんな目的で作られたかという点については、色々な説が あって、まだ十分には解明されていないようです。 実際「古代宇宙飛行士」説も登場するくらい、シュール感溢れる 造形であることは、素人の目にもよく分かります。 ではもうひ… トラックバック:0 コメント:0 2015年10月10日 続きを読むread more
日本史の「忘れ物」13 いまさらですが”三種神器” ~天孫降臨の折に天照大神がニニギノミコトに授けたもので、 これが天皇の正当性の保証書?になる~ まあ、このくらいが八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣の三点セット である「三種神器」に対する平均的なイメージでしょう。 ところが、実はそれから大きく逸脱した事件?も伝わって いるのですから話がよく見えません。 その事件のひとつ… トラックバック:1 コメント:8 2013年04月10日 続きを読むread more
日本史の「迷宮入り」01なぜ”八”がデカイのか? 日本神話の世界では、大きい・多い・立派を示す数字として、「八」 が頻繁に使われています。 たとえば、八百萬神・大八洲国・ 八岐大蛇・八色雷・八咫烏などがその例であり、三種の神器にも 八尺瓊勾玉・八咫鏡など「八」が付いた名称があります。 その名残りか、後世にも同様な表現、たとえば江戸の八百八町、 大阪の八百八橋、旗本八万騎な… トラックバック:1 コメント:0 2012年06月05日 続きを読むread more