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zoom RSS 日本史の「世界標準」09 日米”同時多発”内乱

<<   作成日時 : 2013/09/25 00:01   >>

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21世紀が明けた途端、世界は「同時多発テロ事件」(2001・9・11)
の惨状を目の当たりにしました。
このときはアメリカ合衆国内という地域に限られましたが、
実はこれより百年以上前、すなわち19世紀後半のこと、
太平洋を挟んで両端に位置するふたつの国家が、ほとんど
同時期に「内乱」を体験しています。

ひとつが東端・アメリカ合衆国の「南北戦争」であり、もうひとつは
西端・日本の「明治維新」です。
「現場」は大きく離れていましたが、どちらもその後の「国家指針」
を決定づける大きな意味を持った内乱でした。
※ですから、これをワタシは勝手に「日米”同時多発”内乱」?と呼んでいます。

さて、この「同時内乱」?の日本版を一般的には「明治維新」と
呼んでいますが、その中身が「幕府(東)VS(西)朝廷」だった
ことを考えあわせると、「東西戦争」という名称になっていたと
しても、さほどの違和感はなかったように思われます。

つまり、実に面白いことに太平洋の
東端国家の「南北戦争」(1861-1865年)と、
西端国家の「東西戦争」(?-1867年-?)とは、
名称においても「南北・東西」のペアになっているわけです。
※もっとも、明治維新の最中には、方角的には「タスキ掛け」的名称の
  「西南戦争」もあったので、話は幾分ややこしいのですが・・・


こういうことを「面白い」と表現することは、「歴史」に対して甚だ
不謹慎な態度かも知れませんが、さらに面白い?のが両内乱の
中身です。

もちろん、それだけではないにしても、そこにアメリカの場合は、
「奴隷制度」、片や日本の場合は「士農工商」という、先人たちに
付きまとってきた「身分制度」を改革しようとする意思が共通して
存在していたことです。

つまり、この「同時内乱」を通じて、アメリカも日本も「国民平等」
という理念の実践に踏み出し、「国家」としての大きな成長を
目指した言えるかもしれません。
動物なら「脱皮」をすることであり、人間なら「一皮剥けた」という
ことになりましょうか。


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 アメリカ第16代大統領:リンカーン  (江戸幕府)第15代将軍:徳川慶喜
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21世紀の現在においても、その端著にすらついていない、
また、つこうともしない国が少なからずあることを考え合わせ
れば、すでにこの時代に着手し、そしてまたそれなりの成果を
収めた両国の「迫力」はやはり素直に評価すべきでしょう。

ところが、20世紀に入ると、この両国は一転、今度はこの
「海を挟んだお隣さん同士」がガチンコの喧嘩を始めて
しまいます。
それが、西端・日本側による「真珠湾攻撃」(1941年)で始まり、
東端・アメリカ側による「原爆投下」(1945年)をもって終結を
迎えた「太平洋戦争」(1941-1945年)でした。

こんなところで、また「面白い」?という言葉を使うは、誤解を
招きそうですが、やっぱり面白い?(えろう、すいません!)のは、
この経験を踏んだ後の両国の政治姿勢の違いです。

すっかり「戦争に懲りて」しまい、かなり内向きに転じた西端・
日本に対して、ドッコイ東端・アメリカは「戦争は外交の一手段」
とばかりに有効活用?する道を選びました。

ただし、両国のこの「戦後姿勢」の違いが全面的に
「太平洋戦争」の「後遺症」?によるものだったかといえば、
それはちょいと違うかもしれません。
というのは、この「日米”同時多発”内乱」?より以前にも、両国は
すでにこのプロトタイプもどきもの行動を披露しているからです。

そう、お気づきのように、それは「黒船来航」(1853年)です。
この時も徹底的に「内向きの日本」に対して、ペリー艦隊による
「大砲外交のアメリカ」でした。
ですから、ひょっとしたら、これは両国の「国民性の違い」なの
かもしれません。

さて、多くの日本人が気がついていないのかもしれませんが、
実は今、西端・日本においては、東端・アメリカに対して奇妙な?
憧れを抱き、「アメリカ人」に模写変身することが流行っています。
「んな、バカなッ!聞いたこともないゾ!」ですって? 
知らざあぁ〜、その「証拠」をお見せしやしょう。

〜由緒ある「父上・母上」を捨てて「パパ・ママ」と呼ばせたり、
とことん和風の顔立ちに茶髪や金髪を仕掛けたりする行動〜

これはどう見たって「アメリカ人に対する屈折した憧れ」の
シグナル発信なのでは?

〜これはナ、「アメリカン・シンドローム」・・・学術的に言うならダ、
つまり「米国人模写症候群」・・・これに相違ないッ!〜

わが町内の自称「インテリ」氏が、こう断言しているのですから、
これはもう疑う余地もない「ほぼ真実」なんですッ!




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日本史の「世界標準」11 悪口に留まり粛清に至らず
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