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zoom RSS 日本史の「世界標準」08 ”同性婚”は是か非か?

<<   作成日時 : 2013/08/05 10:00   >>

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「同性愛」行為・・・日本史において大名や武将のこうした
日常が語られることは少なくありません。
つまり、タブーでも珍しいことでもなかったということです。
では、キリスト教社会においてはどうだったのでしょうか?

教義においては基本的に「同性愛は罪悪」となっていると
聞きました。 でも、それはどんな理由で?
「それが是なら、なんでまた神は手間ヒマかけてわざわざ
『男女2種類の人間』を創ったのだ?・・・えええ!」

こういう理屈になるから・・・だそうです。

ところが、21世紀に入るや、そんなキリスト教国の中でも
欧米各国各州では、「同性愛」どころか男同士・女同士の結婚
「同性婚」の合法化を盛んに進めています。

つまり、〜男女のペア「夫婦」〜以外の〜同一性のペア
「パートナー」〜
も、それと同等の結びつきとして
普通?に認めようという動きです。

この「ゴールド・ラッシュ」ならぬ「同性婚ラッシュ」は、ひょっと
したら、近い将来にはこちらの方が「世界標準」?になるのか
・・・そう思わせる勢い?を感じさせるほどです。

もっとも、「同性婚」に対する抵抗感が根強いイスラム教圏では、
その合法化の論議がほとんどないばかりか、「同性愛行為」自体
を違法(つまり犯罪行為)としている国が少なくありません。

さて、ではこの「同性婚」を合法化したキリスト教各国は
「教義上では罪悪」というハードルをどのようにしてクリアした
のでしょうか?

「神の教え」を「人間側の事情」で勝手に変更してしまうことは
信仰の意義からしても「いけないこと」のハズで・・・つまりは、
たいへんに「バチ当たり」?な行為のハズです。

贔屓目かもしれませんが、実はここに織田信長(1534-1582年)
以来の「日本人の知恵」?である「政教分離」という手法?が
採用されているように見えるのです。


画像












 「アダムとイヴ」
 作:デューラー 1507年
 学習院大学Web Library



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つまり、神の教え・信仰を基準にすれば「確かにけしからぬ?
こと」ではあるが、ではそれが社会生活に照らして「犯罪行為」に
当たるかといえば、やはり「そうとまでは言えないだろう」という
ことです。

このへんの感覚は日本人には分かりやすいかもしれません。
教義に従えば、本来は「結婚」も「焼肉定食」もNGのはずの宗派
のお坊様が実際には一般人と同様、ごくごく普通にそうしている
光景を日本人は日常的に見聞きしているからです。

つまり、「政教分離」という手法で信仰(宗教)面の「教義上の
罪悪」はそのまま残しておいて、現実的な法律(政治)面では
「犯罪行為・法律違反ではない」として公認するのですから、
このへんはまさしく「日本型・政教分離」の応用です。

しかし、これは確かに人間にとっては都合のいい理論理屈
ですが、その人間を創った神様にしてみれば、なにかしら釈然と
しないのも事実でしょう。

神様 「いい加減にしろよ・・・『男女2種類の人間』が不要という
    ことならワシの『天地創造』とはいったいなんだったのだ!」

人間 「その節に大変お世話になったことは感謝していますが、
    失礼ながら、神様にも若干の落ち度はありますヨ」

神様 「ワシに落ち度?だと・・・いったいなんのこっちゃ?」
人間 「確かに神様は『男女2種類の人間』を創られた。
    しかし、それぞれの身体の方はともかくとして、心の方は
    その品質精度がいささか粗雑だったのでは?・・・」

神様 「確かに『人間』を創る頃には多少疲れもあったナ」
人間 「その時に男女の性が絶対にぶれない強固な心を
    我々人間に与えておいてくれたならば、ハナから
    『同性愛・同性婚』の問題は生じなかったハズです・・・
    つまり神様、その点はアナタの怠慢!」

神様 「う〜ん、しかしこうなると、さらにエスカレートして
    来世紀頃には『オレはとことん海のヒラメと結婚する!』
    とか『ワタシは断然お山の杉の子と!』などと言い出す
    人間も出てこやせんか?」


人間 「その点は心配ご無用です! その時にはまた適切な
    理論理屈できっちり『政教分離』をして、決して神様には
    ご迷惑をお掛けしないようにしますから・・・」
神様 「ホント、頼むヨ・・・」

ちなみに、現代日本では婚姻を「両性の合意のみに基づいて
成立」
と憲法に明記しているそうですから、欧米の「世界標準」?
並みに「同性婚」を合法化しようとするなら、その事前準備として
まずは「憲法改正」が必要になる・・・ということなのかな?






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