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zoom RSS 日本史の「冗談?」05 爺と孫の”バカ殿”一直線

<<   作成日時 : 2013/03/25 09:30   >>

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元・同僚?徳川家康に膝を屈することになった前田利家の
跡継ぎたちには、なぜか「冗談っぽい?」エピソードが数多く
残されています。 ひょっとしたらこの前田家、結構冗談好きな
家系だったのかもしれませんネ。

中でも、利家・四男のあの有名な「鼻毛の殿様」こと前田利常
(1594−1658)には虚実織り交ぜた?エピソードが豊富です。

画像




 前田利常
 (1594−1658)


故意に鼻毛を伸ばしてスキだらけの暗君であることを幕府に向け
アピールしていたところ
「殿〜ォ 、そのバカっぷり、ちょいとヤリ過ぎ?なのでは・・・」

と家臣からも苦言が呈されました。

この時、当の利常はその家臣に向かってこう諭したそうです。
「バカはお主の方じゃ、お主たちが安泰に暮らせるのも
 この鼻毛の、この鼻毛のお蔭なんだゾ!」


つまり、この時期の江戸幕府は仮想敵国?外様に狙いを定め、
積極的に「取り潰し」を実行していましたから、それを警戒した
利常は「お家安泰」のために敢えて「バカ殿」を装っていた、
ということです。

このほかにも「キ○タマ事件?」やら「立小便事件?」など、
前田利常には、フィクションとノンフィクションの境目が見えない
面白すぎる?エピソードが実に豊富に用意されていますので、
ご関心の向きはどうぞ深入りしてみてください。

さて、時代はもう少し下がって前田綱紀(1643−1724年)。
上の利常の長男・光高のそのまた長男ですから、利常の孫に
当たるこの人物にも、実はギャグ漫画並みのエピソードが
伝わっていて、そのひとつにこんなお話があります。

登城の折、玄関奉行から「お腰のものを」と言われたこの綱紀、
鞘だけ渡して抜き身の刀を引きずったまま畳廊下を歩きました。
そのためにその長い道中の畳表が全部切れてしまい、
即刻修理をしたものの、次回もそのまた次回も、同じことを
繰り返し、とうとうこの話が将軍・綱吉の耳にも届いたそうです。

その綱吉はといえば、この孫殿・綱紀のスカタンぶりにすっかり
安心したとされているのですが、これではあまりにもミエミエの
底の浅いお話になるので、疑くり深いワタシなぞはマユツバ
しながら受け止めている次第です。

では、この伝えられる、爺殿・利常と孫殿・綱紀のよく似た
行動が生物学的な「隔世遺伝」によって受け継がれたものかと
いえば、どうもそうでもないような気がするのです。

というのは、父・光高の早世によって、子・綱紀(孫殿)は
わずか3歳の若さ?(幼さ?)で家督相続をしています。
さすがの幕府もこれを不安視して、隠居していた利常(爺殿)に
その「後見人」を勤めるよう
命じているからです。

幕府としても、「まあ、あの『元・バカ殿』が後見するなら
大事はあるまい」と踏んでいたのかもしれません。

しかし、この爺殿・利常の方はこれ幸いとばかりに、
自らの体験を通じて、孫殿・綱紀にこの時代の「処世術」を
伝授していたのでは・・・?

つまり、爺殿・利常は、前田家の無事存続を目的として、
孫殿・綱紀を誰にも恥じることのない立派な「バカ殿」と
見られるよう、その所作・物言いなどを初めとして、それこそ
手取り足取りのマンツーマン教育に心血を注いだのでは
ないでしょうか?


爺殿 「ええか、過剰はいかん。鼻毛は鼻八分目がよいゾ!」
孫殿 「口のポカン具合はこの程度でどうでしょうか?」
爺殿 「もちっと頬っぺを緩めてみよ、断然リアルさが増すゾ!」
孫殿 「ウ〜ン、かなり高度なテクニックが必要なのですね!」
一時期は連日このようなハードな訓練が続いたのでは?

そして、「免許皆伝?」となった孫殿・綱紀のその晴れ姿が
「畳表切断?事件」だったような気もするのです。
(ただし、これは本当にあったお話という前提でモノ申しています)

しかしまあ、これがモトから「バカ殿」なら、なにもわざわざ
「バカ殿」を演じる必要もないわけですから、指導によって
「バカ殿」が演じられるってことは、元の資質が賢かったことの
動かぬ証拠になるわけです。

う〜ん、ややこしい理屈を並べているうちに自分でも言っている
意味が分からなくなってきました・・・
その上に多少熱っぽい感じにも・・・

で、本日のところは早々に「早引き」を頂くことにしましたので、
どうぞ悪しからずご了承ください。





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