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zoom RSS 日本史の「陰謀」04 偽装史?の先駆者たち

<<   作成日時 : 2012/08/10 12:00   >>

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2000年頃、考古学界では「偽装発掘」が発覚し話題になりました。
その手口は、自分で「埋めた」ものを自分で「発掘・発見」する
という、しごく単純なモノだったのですが、う〜む!それでも
多くの関係者は見事にダマされたのでした。


画像  出展:日本郵便 本居宣長の肖像画と「古事記伝」
 さて、これほど単純な手法で、疑り
 深い20世紀の人間達を騙せたという
 のですから、もっとず〜っと昔の時代
 なら、きっともっと上手に工作できた
 のではないでしょうか?
 そう、「正史」と呼ばれる歴史書にも、
 同様な偽装?があったのかも、と
 シッカリ疑っている今日この頃です。

 たとえば「古事記」です。
 もちろん、その内容には少なからず
誇張や脚色がちりばめられているのでしょうが、それは認めるに
しても、なお不自然な印象も残ります。

そもそも「古事記」には、平安時代初期頃の創作ではないか、
との見方があります。 それなりの根拠はあるようですが、でも、
そうなると、712年に成立したという話はどうなってしまうの?
百年くらいはずれ込んでしまうではありませんか!

2012年の今年が「古事記成立1300年」という、珍しく明るい話題も
一瞬にオジャンになってしまいます。
他人への迷惑も少しは考えて頂きたいものです。マッタク!

また、後の時代(〜1790年頃?)に本居宣長によって改作された
との見方もあるようで、それによれば、「古事記」は当時すでに
「解読不能」状態になっていたとのことです。

宣長がその解読不能な書物を解読した・・・?
宣長が腹の黒い人間だったとは決して思いませんが、それでも
その解読に絶対に間違いがなかったかと言えば、確かに幾分の
疑問符が付いてもやむを得ないところではあります。

なにしろ「既に解読不能」だったということは、仮に宣長の翻訳に
間違いや誘導があったとしても、それを指摘できるような人間など
だれもおりゃ〜せんわけですから。
そのことを推し量った見方が、その折に宣長によって改作された
のではないか、という意見につながっているわけです。

さらには、例の「稗田阿礼」の登場にもかなりの胡散臭さが?
人並み外れた記憶力を誇るこの人物による取材?が、そもそも
「古事記」の元ネタになっているということですが、この方法だと
阿礼の身に万一のことが起これば、それまで蓄積した取材データ
のすべてがオジャンになってしまうことになります。
全データは阿礼の頭の中にあるのだから確実にそう言えます。

う〜ん、かなりリスクの大きい取材方法ではないかナ?
すると、こうも考えられます。
そのリスクを避けるために、屈強なボディガードを同行させた
のかも?

なんだ、そんなことをするくらいなら、最初から多少なりとも文字の
書ける人間を同行させて「メモ」をさせればいいじゃないの、
ということになってしまい・・・かなり、不自然です。
※もっとも「誦習」という表現が、「暗誦(記憶する)」を指すのか、
  「朗読する」ことなのかについては諸説あるようです。


いいかげんにして欲しいのですが、その上にこんな説まで登場。
そもそも、「稗田阿礼」は藤原不比等による創作上の人物で、
その正体は不比等本人ではないか、という考え方です。
※梅原猛氏のこの説には 〜アレってダレ?〜 でもチョロっと触れました。

もしそうだとしたら、ゴーストライター?不比等の「自作自演」に
なり、「ひとつの国家の歴史を丸ごと創作(捏造?)した」と言って
もいいほどスケールの大きな偽装事件ということになります。

またまた「もしそうだとしたら・・・」という仮定の話になりますが、
稗田阿礼は女性だ、いや男性だ、いやいやニューハーフだ、と
いう論争もほとんど意味がないことになってしまいます。 架空の
人物の性別を「ああじゃ、こうじゃ」と言っても始まらないからです。

少し嫌気がさしてきたので、結論を急ぎましょう。 つまりは、
ひょっとしたら、現代日本人は先人が仕掛けた「偽装日本史」
まんまと騙され続けているのかも知れない、ということです。

「偽装発掘」事件は、証拠が挙がったことで偽装が証明できた
のですが、「古事記」の場合はそうもいかなくて、仮に偽装が
行われていたとしても、それは「完全犯罪」ということになります。

だから、おい、みんな!
「古事記」は昔の昔から本物で、書かれている内容についても
何もかもすべてが真実だった、ということにしようではないか!
そうでないと、疑心暗鬼で心がくたびれてしまうゾ。


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〜日本史の「陰謀」02 混乱の即位固辞〜 誰も天皇にはなりたくなかった?
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